2014年7月14日月曜日

シリア危機

7月5日に岡山で行われた七夕学習会会場に日本ユニセフ協会の新しいパネルが展示してありました。
シリア緊急募金のために子どもたちの様子をお知らせするパネルです。
「戦いたくない。だから、大人になりたくない。」
切ない言葉です。
紛争を続ける大人たちは、子どもたちの未来にいったい何を残せるのでしょうか?


 
 
シリアの苦難に直面しているこの子どもたちが、未来に希望を持てるように、安全な暮らしや教育が受けられるように・・・。シリア緊急募金にご協力をお願いします。

2014年6月22日日曜日

頒布会にて

20日21日とイオンモール広島府中で頒布会を行いました。
梅雨空のもと、多くの方にブースにお立ち寄りいただきました。

「この製品の半分は途上国の子どもたちの支援に使われるんですね?」と購入して、お釣り銭も募金箱に入れてくださる女性がいらっしゃいました。
募金されるその目には涙が浮いています。「どうされましたか?」と尋ねると、「困難な状況にある人たちのことを思うと悲しくなります。」
素直なきれいな心を持ってユニセフに協力していただきました。

私たちボランティアもこの気持で、自分のできる限りのことをしようと広島で活動しています。
想いを共感できた一瞬でした。心より感謝します。

2014年5月18日日曜日

感動!感謝! 玉本英子さん

昨日、ジャーナリスト玉本英子さんの講演会には約60名の参加をいただき、盛況の内に終了しました。
NHK広島が玉本さんの取材に来られ、夕方のニュースで流れていました。「一度戦争の道に入ってしまったら誰にも止められなくなる。日本でも今後どんなになるかわからない状況なので、シリアから学ぶものは多いのではないか。」と話されています。

玉本さんのお父様は広島出身の方で被爆されています。彼女は被爆二世としての自覚から、広島に呼んでもらえたこと、広島で話すことができたことをとても喜んでおられました。

講演会の報告は広島県ユニセフ協会の活動報告に後日掲載します。


ここでは、講演後の交流お茶会でのこぼれ話をいくつか拾ってみます。

広島は被爆地として中東でも首都東京の次に有名な日本の地名で、本籍地HIROSHIMAのパスポートを見せると、フレンドリーに接してもらえたとか。
イラクからシリアに出入国するのにイラクの管理官が「イラクの地に指先一本でも入ったら引っ張り込んで保護してやる」といったとか。
シリア北部の村のおじさんが危険を顧みず、ひとりで前線に向かっては戦闘停止のために奮闘している話とか。
現在お住まいの大阪の小学校中学校などで講演をされることも多く、その子どもたちたちとイラクの子どもたちとの交流を図られているとか。

大阪に20年お住まいで、すっかり大阪弁に染まった言葉がとても暖かく心に入ってきます。
興味深い話をたくさん聞かせていただき、玉本さんにすっかり魅了されてしまいました。

参考までに アジアプレス・ネットワークのサイトに玉本英子さんのシリア報告が掲載されています。

2014年5月12日月曜日

5月17日ユニセフ講座お知らせ

いよいよ今週末、ユニセフ講座「取材映像で見るシリアの人々は今」開催です。

2011年1月、「アラブの春」という民主化運動の波に乗って、シリアでも反政府運動が始まりましたが、反政府VS政府から反政権勢力間の争いにまで発展して、複雑に絡まった内戦状態になってしまったようです。人口約2,200万の国ですでに10万人以上の人々がこの内戦で命を落とし、550万人の子どもたちが危険にさらされています。出口の見えないシリア危機

シリアを直接取材されたジャーナリスト玉本英子さんに内戦の実相を伝えてもらいます。


会場 県民文化センター5階サテライトキャンパスひろしま502大講義室
時間 13:30から16:00
参加費は無料です。
お申し込みは広島県ユニセフ協会事務所 tel&fax 082-231-8855

危機にさらされる子どもたちの痛みを知るために、ぜひご参加ください。

2014年4月3日木曜日

桜満開の春

あっという間に4月になってしまいました。3月末の暖かさで今年は広島も早くに桜が咲き、この3日間は満開の見ごろです。桜色に染まった平和大通りや元安川の河川、心浮き立ちますね。

お知らせです。
県支部の設立の時からご尽力いただき、ずっと事務局長としてボランティアの仲間を先導して来てくださった山本さんが3月で退任されました。とても惜しい気持ちでいっぱいですが、きっと新しい場面で活躍なさるだろうと思います。またそこにユニセフつながりができればうれしいです。
4月から高田さんが事務局長に就任され、気分一新で活動していきます。

さて春一番の活動です。
4月19日に土曜日にボランティア交流会・活動説明会を行います。
ボランティアみんなが集まって話をする機会はなかなかないので、こういう場を設けてみました。
ユニセフに興味を感じているけどボランティアって何をするのかなと思っている方も参加していただけます。広島県ユニセフ協会事務所で14:30からオープンします。
たくさんの方の参加をお待ちしています。

2014年2月28日金曜日

ただいま準備中

気温上昇中の広島です。鶯の鳴き声も聞こえてきます。もうすぐ春ですね。
でも、三寒四温という時候です。まだ油断はできませんね。

広報チームは会報20号の編集に取り掛かっています。この半年の広島県ユニセフ協会の活動をまとめています。4月には発行いたします。

5月には、
「2011年からのシリア危機、3月には4年目に入ります。
今すぐ支援の必要な子どもたち550万人。学校に行けなくなった子どもたち330万人。失われた命10万人以上。
シリアで起きていること、子どもたちの未来、とても気がかりです・・・。」
ということで「シリア報告」の講座を行うことにしました。
日程、会場、広報ちらし、などなどただいま準備中です!

シリアの緊急事態に対して、ユニセフと関係団体によって署名キャンペーンが行われています。
賛同いただける方、どうかご協力をお願いいたします。

2014年2月12日水曜日

「出口の見えないシリア危機」

立春を過ぎてからひどく冷え込んでしまいました。大雪に見舞われた北日本では雪害で苦闘されている様子が報道されています。お見舞い申し上げるとともに、どうかご無事にこの冬を乗り切られるようお祈り申し上げます。
広島も底冷えの日々が続いています。


3年続くシリア危機。紛争を逃れて国境を越えて難民となった子どもたち100万人以上。子どもも含めて失われた命は10万人以上。
シリアからの難民が暮らしているレバノンのキャンプも厳しい寒さに襲われ、人々の健康状態が心配されています。
軍に包囲された街では餓死者が出たとか、たる爆弾で無差別な殺傷が行われているとか、非情な戦闘の報道に唖然とするばかりです。

シリアの子どもたちの未来には何が待っているのでしょう。

どうかシリア緊急募金へもご協力のほどお願い申し上げます。