2014年5月18日日曜日

感動!感謝! 玉本英子さん

昨日、ジャーナリスト玉本英子さんの講演会には約60名の参加をいただき、盛況の内に終了しました。
NHK広島が玉本さんの取材に来られ、夕方のニュースで流れていました。「一度戦争の道に入ってしまったら誰にも止められなくなる。日本でも今後どんなになるかわからない状況なので、シリアから学ぶものは多いのではないか。」と話されています。

玉本さんのお父様は広島出身の方で被爆されています。彼女は被爆二世としての自覚から、広島に呼んでもらえたこと、広島で話すことができたことをとても喜んでおられました。

講演会の報告は広島県ユニセフ協会の活動報告に後日掲載します。


ここでは、講演後の交流お茶会でのこぼれ話をいくつか拾ってみます。

広島は被爆地として中東でも首都東京の次に有名な日本の地名で、本籍地HIROSHIMAのパスポートを見せると、フレンドリーに接してもらえたとか。
イラクからシリアに出入国するのにイラクの管理官が「イラクの地に指先一本でも入ったら引っ張り込んで保護してやる」といったとか。
シリア北部の村のおじさんが危険を顧みず、ひとりで前線に向かっては戦闘停止のために奮闘している話とか。
現在お住まいの大阪の小学校中学校などで講演をされることも多く、その子どもたちたちとイラクの子どもたちとの交流を図られているとか。

大阪に20年お住まいで、すっかり大阪弁に染まった言葉がとても暖かく心に入ってきます。
興味深い話をたくさん聞かせていただき、玉本さんにすっかり魅了されてしまいました。

参考までに アジアプレス・ネットワークのサイトに玉本英子さんのシリア報告が掲載されています。

2014年5月12日月曜日

5月17日ユニセフ講座お知らせ

いよいよ今週末、ユニセフ講座「取材映像で見るシリアの人々は今」開催です。

2011年1月、「アラブの春」という民主化運動の波に乗って、シリアでも反政府運動が始まりましたが、反政府VS政府から反政権勢力間の争いにまで発展して、複雑に絡まった内戦状態になってしまったようです。人口約2,200万の国ですでに10万人以上の人々がこの内戦で命を落とし、550万人の子どもたちが危険にさらされています。出口の見えないシリア危機

シリアを直接取材されたジャーナリスト玉本英子さんに内戦の実相を伝えてもらいます。


会場 県民文化センター5階サテライトキャンパスひろしま502大講義室
時間 13:30から16:00
参加費は無料です。
お申し込みは広島県ユニセフ協会事務所 tel&fax 082-231-8855

危機にさらされる子どもたちの痛みを知るために、ぜひご参加ください。